※この記事はあくまで1個人の感想を交えた闘病体験記であり、ご参考にされた方のいかなる問題にも筆者は一切の責任を負いません。あらかじめご了承ください。
コロナ闘病覚書き
こんにちは、ママキャン!です。本日はコロナ闘病の覚書きをしようと思います。
遅ればせながら2022年12月中旬、ついに私も抗原検査にて陽性判定をいただき、1週間ほどオミクロン闘病をいたしました。
(今までも抗原検査で陰性の判定をいただいたことはあるのですが、今回が初めての罹患なのか、すでにこれまでに無症状感染していたのかは定かではありません)
タイトルにある通り、我が家は誰もmRNAワクチン接種は1度も受けていません。
最初に感じたのは喉の痛み
週の初め、夕方くらいに、ちょっと乾燥したかな?くらいの軽い痛みから、徐々に炎症っぽい強い痛みに変わっていきました。
私は黄砂(PM)の影響で年間を通して喉をよく荒らす体質なので、この時点で即、常備している「龍角散のど飴」を舐め始めました。今考えると早い段階で喉の荒れを食い止められたのは全体を通して喉の炎症が比較的軽症で済んで良かったポイントだったと思います。
ここで最初の体温測定で、6℃後半から7℃前半になったので、なんらかの風邪はひいてしまったなと。
保育園ではクラスター発生のお知らせが来ていたところですし、夫の職場への影響を考えて次の日には検査に向かいました。
めでたく(?)陽性。しかし私だけ
近くの病院にて、鼻の奥をグリグリやる抗原検査を受けました。
なぜか家族の中で私のみ陽性の判定になりました。
私としてはコロナが回ってきたのは保育園だろうと予想していたので、息子くんが陰性だったのは軽くショック。
なんでやねん(正直納得いかない)
保育園の送り迎えを交代でやっている夫(30代後半)も陰性です。おそらくPCR検査をすれば陽性になったと思うのですが、結局彼らはずっと無症状のままで、同じ屋根の下で陽性の私と一緒に生活をしていても移りませんでしたね。
自主隔離といっても大したことはしていませんし、思ってたよりは他人に移しにくいのか、それともかかりにくい人はなかなかかからないのか。「異次元の感染力」と聞いていたので意外な経過でした。
この時点で、特に咳が出るわけでもなく、自覚症状は喉の痛みだけです。
臨戦態勢を整える。
夫は陰性だったので、福井県のガイドラインによると買い物はできる状態だったので、必要と思われる闘病グッズを買い揃えてもらいました。
スマホで撮影した写真なのでちょっと見にくいかもしれませんが、陽性者に配られている福井県のガイドラインのチラシです。同居人で陰性の人に買い物などを頼めるとあるんですが、一人暮らしの人はどうするんでしょう。宿泊施設に行けるのかな?
コロナ陽性になるにあたって、ツイッターやブログなどで他の人の闘病記録を読んだんですが、結構みんな苦しかった、大変だったという記録が多かったもので、私もビビリにビビリまくってかなり重い症状が出た時のための備えをいたしました
(結果論ですが、闘病期間中にそんなに大変な状態ではなかったため、やや大げさな備えになっていました)
食料関係
寝室枕元に写真の小さなテーブルを置いて、寝ながらでもずぐ手に届くように、闘病態勢を整えました。(ランタン、スマホの充電器、ティッシュ、ゴミ箱は写っていないですが常に必須です)
- スポーツドリンク★★★★★(水分補給、お茶でも良いと思った)
- 野菜ジュース★★★(ガチじゃない飲みやすいさらっとしたフルーツベースのもの、ビタミン類の補給に。息子くんが喜んで飲んでいました)
- ミカン★★(水分、ビタミンと食物繊維の補給のため。大袋で買ったけど息子くんと夫くんがあっという間に食べてて私は数個だけ当たりました)
- ヨーグルト、プリン、アイス★(他の人の闘病記によると、喉の炎症でこれらが食べやすいと聞いたので。でも私の場合そこまで喉の炎症はひどくならず、甘いものに偏っていてちょっと失敗したと思った。そして今ゆっくり息子くんのおやつとして消費中です)
- 備蓄食材のおかゆ★(こちらも意外と使わず、家にある残りもの食材で普通に料理して普通の食事ができていました)
このうち、スポーツドリンクはお茶でも良かったんですけど、なるべく陰性の2人と部屋を分けるためもあり、キッチンに立たずに寝室で飲めるペットボトルはやっぱりあったほうが便利だと思いました。
料理もできなくなるであろう想定で、夫氏に息子くんの食事を買ってきてもらったり。
でも徐々に、それほど悪化しないような状況がわかってきたので、2日目からは私が料理して、残りものの野菜で鍋やシチューを作ってました。
陽性が出てしばらくは、急激な悪化や変化の見逃しを恐れてベッドにひたすら寝続けていました。
もっと買っておけば良かったなと思ったもの
- すぐに食べられるパン
- 甘く無いお菓子
- 低カロリーの食品
基本的にはなるべく外に出ずに生活するため、普段からのローロングストックの備蓄食料の消費からスタートしました。そのため備蓄を見直す良いきっかけにはなったのですが。
部屋をなるべく分けるのに、惣菜パンなどがあれば子供に勝手に食べてもらえるなと。
実際は冷凍ストックの食パンにマヨネーズやチーズをのせたり、ジャムを塗ったりという作業を私がやっててもコロナは移らなかったので良かったのですが。作業するのが単純に辛かった場合も料理せずにすぐ食べられるものはもうちょっとあったら良かったと思いました。
お惣菜パンなども冷凍が可能なものが多いので、買いためておくとかですかね。
あと、災害時の備えとしてお菓子はかなり甘いものに偏っていたことに気がつきました。クッキーやかりんとうのような。今回の闘病で私はずーっとのど飴を舐め続けていたのですが、口の中が常に甘くなって途中からかなり気持ち悪かったです。
のど飴のおかげで喉の荒れは最小限で済んでいたので、じゃがりことか、おかきとか、塩っぽいお菓子のほうが欲しくなっていました。なのでお菓子のチョイスはもっと幅広くし直そうと思います。
低カロリーの食事というのは、備蓄に多くあったのは高カロリーを意識した、パスタソースとかコッテリ系の味のものが多かったのですが、喉が調子が悪かったり、引きこもって運動していない時には食べたいと思えなくなりました。もっとお茶漬けのようなアッサリした食品のラインナップが欲しかった。
うどん、おかゆ、のような病人食は、たとえ病気でなくても気が病んでる時には消化が良くて食べやすかったですね。ただし味付けが飽きるので、味変ができる缶詰とか親子丼やシチューなど優しい味付けのレトルトがもっと欲しかったです。
お薬関係
※ご注意:個人輸入したイベルメクチンが写真に入っていますが、服用は特に推奨していませんし、効果があったという感想もございません。
- イベルメクチン(本来は予防的に飲むものだったんですが、実は少し前に妊娠〜流産しており、服用をやめていましたので今回ほぼ使用しませんでした。なので効果測定も全くできていません。ただ、使わなくても自分の場合は軽症でした。妊娠時には最後の服用から半年以上経っていたため流産との直接的な関係はなかったと思います)
- 葛根湯 こちらも本来は初期に使うことを想定していたんですが、入手した時にはもう熱のピークを通り過ぎており、次にかかる家族(夫)のために温存したので使用していません。
- ヴィックス★★★★★(医薬品ののど飴)常備薬的には「龍角散ののど飴」を使っていましたが、陽性が発覚してからはこちらに切り替えました。喉の痛みを抑え、炎症も最小限に食い止めてくれたと思います、50個入りを1週間でほとんど使い切りました。ただ、あまりに舐めすぎたので、舌は痛くなるし、口の中が常に甘い味がしていて気持ち悪くはなりました。食欲がなくなりましたね(汗)
- 龍角散ダイレクト★ こちらは飴ではなく粉で、お水を使わず喉に流し込んだら2時間ほどは効果が望めるという薬です。ですが、唾液でどんどん流れていってしまうので私が効果を感じられたのは最初の15分〜30分程度でした。最初は良いなと思ったのですが、最終的にはやっぱりのど飴を飲み続けるほうになりましたね。長時間放置しておくと喉の炎症がどんどん深くなっていく感じがしたので。
- のどぬ〜る これもネットで使ってる人の情報を見て、効きそうだと思って購入したのですが、私の場合はのど飴が功を奏してこれが必要と思うほどの炎症に至りませんでしたので、子供や夫がかかった時のために温存しています。
- EVE★★★★★ イブプロフェンの頭痛薬。コロナで使用するのが望ましいかどうか、頭痛薬や解熱剤はそれぞれの種類で議論がされているのですが、私の場合、コロナ罹患中に生理になってしまいまして、貧血のためか途中から耐え難い頭痛に見舞われてしまいました。初期の熱が出ていた時にはあんまり頭痛はなく、あっても軽かったです。生理の時にものすごい頭痛になるのは最近始まった症状で、それに備えて常備薬として家にあったEVEを使用しました。結果は飲んでしばらくすると頭痛はとれて、1回(2錠)の服用のみでその後も再発しませんでした。頭痛がコロナによるものか、生理によるものかはちょっとわかりませんが、とりあえずコロナ中にEVEを使ったところ、大きな問題は私には起きませんでした。とにかく頭痛の時には助かります。
- ビタミンD
- 亜鉛
- 葉酸・鉄・カルシウム
これらサプリは、味覚がなくなるのを予防できるかなと思って服用しました。実際に効果があったのかどうかは不明ですが、味覚は無くなりませんでした。
葉酸・鉄・カルシウムは、前回妊娠した時に買いためていたものを継続して服用しています。年齢のせいもあってか貧血がひどいので。
心がけたのは、免疫が必要としそうなビタミン、ミネラル、エネルギーを充分に補給し続けてあげることでした。それらが足りなくなると、悪化したり味覚がなくなったりという症状に見舞われそうな気がしたので。
体温はそこまで上昇しなかった
検査日の日の夕方、私の記録した最高体温は7.9℃までで、8℃届かずでした。
この体温を記録した後、熱は徐々に下がり始め、次の日の朝には6℃代まで落ちていました。
熱が上昇してたのは検査日当日の数時間くらいだったので、体感としてはほとんど辛さを感じずに終わった感じです。わざわざ熱を定期的に測っていなければ、なんとなくダルいかなぁ、くらいで通り過ぎていた可能性もあります。
喉の痛みは強めですが、季節性のアレルギーでも似たような症状や経過をたどることがあるので、オミクロンだと言われなければただの季節の変わり目の不調だと思っていたと思います。
幸いなことに、陰性の夫は濃厚接触者となり、判定日から5日間は仕事を休んで家に居て、5歳の息子くんの世話をしてくれていましたので、その間私は思い切り家事をサボって寝て過ごすことができました。それもあってかの早い回復だったのかもしれません、感謝です。
一度体温が下がり、2日近く平熱に
その後、ほぼ平熱と言える状態で一旦は治ったかな?と思えるほどでした。
大きなタンが切れて胃に落ちていって、喉の粘膜も一時は再建したように思っていました。
すっかり治った気で、家の中でのみですが普段通りに生活を再開してみたのですが、夜になってまた喉の痛みが再開してしまいました。どうやら3日程度で完全に離脱はしていなかったようです。
再びのど飴を舐め続ける生活になりました。
再び喉の痛み・微熱が再開
翌日に熱を測ったら、37度を超えていました。
まだ夫が自粛期間明けていなかったので、夫の自粛期間ギリギリまでは寝て過ごすことにしました。
熱はこれ以上上がることもなく、丸1日程度微熱と喉の痛みが続いたのち、再び平熱になり、喉の痛みも取れました。ただし喉に張り付くようなタンや鼻水、たまーに軽く咳がでる症状が残ってしまいました。
甘く見ていたら案外しつこかった。
罹患中に生理始まる
お薬の項目でも書きましたが、喉の痛み、微熱再開と同じタイミングで生理が始まってしまいました。生理のタイミングは予想アプリ通り、正常なサイクルでぴったり予定日です。
生理自体は特に重くもなかったのですが、生理開始に合わせて治りかけのオミクロンが復活したような形となり、これがなければ正味3日で離脱できていたのかなぁと思わなくもないです。
今年、流産したのですが、その頃から貧血にともなう激しい頭痛が出るようになっていました。今回もそれでかなりの頭痛になり、EVEを飲んで落ち着きました。
生理にならなくても頭痛になっていたのか、コロナ中に飲むのは果たしてEVEで正しかったのかはわかりません。とりあえず私の生理痛(頭痛)には効いたので良かったです。
罹患5日目にはほぼ終了の雰囲気
生理による頭痛が落ち着いてしばらくしたら、喉の痛みや微熱も再びとれて、ようやく完全離脱できたかなという雰囲気になりました。ですが自粛期間はまだ続いていたので安静にしつつ引きこもっていました。
この頃、夫の親族からパルスオキシメーターを借りて、数回チェックしましたが、異常なしでした。
肺の方にウイルスは降りていかなかったようです。肺炎はコロナの主な重症化の症状の一つだったので安心しました。
後遺症(?)について
このブログを書いている時点で、発症から12日目、陽性判定日から11日目となりますが、現在まで残っている症状といえば、鼻水(寒いから仕方ない気もします)と、喉の乾燥です。
喉の乾燥はしばらく続きそうな気配がします。もともと冬場の夜は喉が乾燥します。加湿器をつけるほどではないと思っているんですが、しばらく気をつけたいところです。
あとは1週間以上、外に出て活動していないせいか、体力の低下のようなもの、運動不足を感じています。
これまで、夜9時ごろ子供と一緒に寝ると、夜中の2時、3時には目が覚めてしまったのですが、コロナにかかった後くらいからは朝までぐっすり寝れるようになった気がします。体が疲れているせいか、寒さのせいかはわかりませんが、自覚が無いままでコロナのダメージが体に出ていて、よく寝れているのかもしれません。とにかく眠いです。これも冬で寒いからのせいな気もします。
その他は、年相応の40代女性の倦怠感と疲れやすさ的なものです。体調めっちゃ良くてハッピー!みたいなテンションはありませんが、元気だと思います。
しかし40代女性ですから、常にしんどい、普通にしんどい。生きてるのがやっとです。
疲れやすいですね、でもコロナ前からこんなだった気がします。体力作りと健康維持を頑張ります。
雑感、かかってみての感想
周りの話、ネットの情報から、もっと恐ろしいものをイメージしていたので、「こんなもんか」というのが偽らざる本音です。私はかなりの軽症の部類だったと思います。
熱が9℃くらいまで上がって、息をするのも苦しいだとか、喉が痛くて唾も飲み込めないとか、何日もぶっ倒れることを恐れていましたが、ちょっと強めの季節性アレルギーくらいだったと思えば思えないこともありませんでした。(季節性アレルギーのほうがもっと長引くので辛いかも)
ただ、これはたまたま私の体質なのか状況でこの程度で済んだのであって、人によってはやはり大変な闘病になるだろうなと思います。
特に体力の無い高齢者の方にとっては、食欲がなくなったり、運動不足による体力の低下などで著しいダメージを食らうことにつながりかねません。
また私の周りの子供は1日くらい高い熱が出たらすぐに復活したという話が多いのですが、体力の無い小さな子供は病状が急変したり、高熱による脳症などで重篤な障害が残る可能性もありますので、医療機関へのアクセスをしっかり確保しておくと安心だと思います(自家用車で夜間の緊急医療にかかれる態勢にしておく、子供を一人にせず常に体温を測定したり様子を伺うなど)
しかし、未だに夫も息子5歳も元気で何も変わらず、何の症状も出ず、今回はスルー仕切りました。
無症状者、という括りになると思います。3人家族で私1人しか発症せず、オミクロンは思っていたほどの感染力もなかったのでは、と思うのですが、たまたまだったんでしょう。
それにしても、私の免疫力の低さよ。。。
コロナはこれからも人生の中で何度も罹患する恐れのある感染症なので、今後も免疫力、体力を維持して家族を守っていきたいと思います。
ちなみに我が家はmRNAワクチンを打つ予定はなく、今後も未接種のままだと思います。
これについては各人、各ご家庭でよく考えられた結果、それぞれが決断することですので、我が家の場合は打たず、という感じです。
症状まとめ
- 喉の痛み(のど飴で緩和しました)
- 発熱(比較的短い期間で、それほど上がりませんでした)
- 眠気(免疫の働きによるものなのか、いつもよりよく寝れました)
- 鼻水と咳(季節性アレルギーのような感じでした、タンも絡みました)
- 頭痛(これについては生理によるものなのか判別つかず、常備薬で治りました)
- 倦怠感、疲れやすさ(プレ更年期のある40代女性としては、普段通りな気がします)
対策まとめ
- 早いうちからのど飴(寝てる時も舐めてました)
- ビタミン、ミネラル、エネルギーの補給
- 体を温めてしっかり休息する
- 頭痛がしたら頭痛薬を使用
- 体温、バイタルのチェックはできるだけマメに
贅沢を言えば、もうちょっと手作りの和食とか食べれたり、適度に運動したりしたかったです。
野菜中心の食生活をしている人は軽症者が多いという記事を読みました。
いつもは一人で1時間ほどのウォーキングに行くのですが、一人の時に急変して心筋梗塞などになったら、と過度に恐れてしまい、運動ができず、気分も滅入りました。
リングフィットアドベンチャーが欲しいです。
それではまた。
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