先日ニュースで「生理の貧困」という話題を読みました。
このご時世ですから、世の中ますます生活が苦しいご家庭が増えているものと思います。
生理用品、積もり積もれば結構な金額になりますよね。
ママキャン!は、自身が30歳くらいの頃から10年以上、布ナプキンを使って生活してきました。
常に布しか使っていないわけではなく、時と場合によりケミカルナプキンも使用していますが、
一度布ナプキンの便利さというか快適さに慣れてしまうと、紙ナプキンはどうしても必要なときにだけ使うようになりました。
ママキャン!のチャンネルの裏テーマとしては、自分と同じような境遇のお母さんや女性が、自分と一緒に幸せになってもらえるような話題の提供をしていきたい、というものがありまして、今回はキャンプや車中泊とちょっと話が変わりますが、私のい経験がもしかしたら誰かのお役に立てることもあるのではないかと思ったので、私が長年愛用している布ナプキンのお話をしようかと思います。
もしご興味のある方はどうぞご視聴よろしくお願いします🙏
まず、2016年のマイナビウーマン調べによると、1ヶ月の生理用品代は300~1000円が一般的ということです。
個人差が非常に激しいと思うのですが、消費の少ない人は300円程度となれば、そこまで大きな出費とは思いませんよね。
※出典:https://news.nicovideo.jp/watch/nw2218028
それに対して、私が自分が始めるまで、布ナプキンのイメージは「お金がかかる」というものでした。
オーガニックコットン、手作り手縫いで1枚1000円以上するなど、よっぽどこだわっている人や体質的に紙ナプキンが使えないような人でも無い限り、布ナプキンこそお金持ちしか使えない高級品ですよね。
例えばこのようにフルセットで約1万円するような。
さらには毎回手洗いするという作業コストまである。
ところが、私が現在使っている布ナプキンはフルセットで1000円程度です。
・30cmハンカチ5枚600円
・おしぼり入れ2つ200円
・100均の化粧ポーチ100円
これだけです。
まず、高級な布ナプキンではなく1枚110円のハンドタオルを使う利点ですが、
第一に、安い
そして、乾き易い、
さらに、干しているときに目立たない
というメリットが挙げられます。
ですが、専用の布ナプキンと違って、
ボタンやホックなどが無いのでズレたり落ちたりしないか
という心配に関しては、
ボリュームがあるおかげで思いの外ズレない
です。
もちろん激しい運動する時、タイトなパンツスタイルなどを履く時は、落ちる可能性があるし形が目立ってしまう恐れがあるので、そんな時は紙ナプキンを使うほうが良いと思います
(でも、生理中ってそんなに激しい運動とかファッションするのは結構無理してますよね)
私は結構探し回って、手触りが良い30cmサイズのハンドタオルを見つけて購入しましたが、ネットで探すと少し割高になりますが、こういう商品が近いでしょうか
私は30cmしかもってませんが、後半の昼用に使うなら20cmを半分に折って使うのもアリですね
もっと可愛いデザインや色、生地の質もお好みで。
使い方の説明は動画で。
血液の汚れってグレーっぽい色に変色していくので、グレーのタオル地は汚れが目立ちにくいです。
かといって真っ黒だと月経の量や範囲が見えにくくなるので、あまり真っ赤や真っだと取り替え時期がわかりにくいと思います。
とはいえ真っ白だと流石に毎回漂白しないといけないことになるので、私は面倒臭いと思います。
おしぼり入れは個人的にこのタイプのものが、洗いやすくて乾きやすく清潔に使えるのでベストだと思っています。
ポーチに2つ入って、これで多い日は午前中いっぱい、普通の日で半日、少ない日で丸1日もちます。
1〜2日めの量が多いときにトイレになかなか行きにくいような外回りの日であれば、無理をせず夜用のナプキンを使います。
洗うのは、以前はお風呂場で手洗いしてから洗濯機に入れていたんですが、年々月経の量も少なくなってきて、ある日面倒になって手洗いせずにそのまま洗濯機で洗ったんですが、案外綺麗になっちゃったんですよね。
それで味をしめて、今やずっと洗濯機で洗ってます。
家族の理解を得るのがやや大変だし気恥ずかしいと思うのですが、一人暮らしや結婚後に自分が洗濯物の担当になったら、家族にも気兼ねする必要もなくなり、毎月非常に楽させてもらってます。
でも、もし私が女性の家族が多かったり、衛生的に気になる人が家族にいたら、専用のミニ洗濯機を買うんじゃないかと思います。
ちょっとコストはかかってしまいますけど、女性の10代〜50代、長い人なら40年間くらい、毎月のように必要になる作業ですからね、全自動洗濯機の導入はすごい時短になると思います。
改めて比較してみると、昼用ナプキンは安いですね!
その代わり膨大なゴミを出しているといえなくもない。
夜用で薄型のナプキンなんて、かなりコストがかかってしまっています。
お金がもったいないから、なるべく取り替えないように我慢する、それが原因でカブれたり、なんかの皮膚の炎症になったり。
布ナプキンにすることでその我慢の必要がなくなるのもすごく大きいです。
最後に、ゴミを減らし、消費を減らし、体の負担も軽くなる、と、良いことづくめのご紹介をしてしまいましたが、消費者がお金を使わなくなることで布ナプキンのメーカーが儲からなくなって、現在世界一使い易いであろう日本の紙ナプキン市場が縮小して、紙ナプキンの進歩がなくなったり、さらに値段が高くなって入手し辛くなるようなことは望んでません。
特に災害時など、布ナプキンを洗う水も場所も無い場合、使い捨ての紙ナプキンは必要不可欠な存在です。
これからもますます使いやすく、環境に優しく、そしてできれば値段も安くなって欲しいとお願っています。
少なくとも非課税にするとか、まず日本が国として生理の貧困を産まない対策を速やかに取ることが必要だと思います。
それではまた!
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